19世紀のレース

經由 パリ古物雑記帳 Rudi_ K 著 (日期為 2008/8/11)

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様々な生地物の中で、レースほど造りの種類が豊富なアイテムは無いかもしれません。時代や産地、そして素材や色目などがこれほど奥が深い事もたいそう楽しく、昔の手の温もりがそれら残されたレースの中に今も可憐に生きているように思えます。1800年代の初めから終わりまでの間に造られた写真のテーブルクロス、リボン、コースター、衣類などのレースアイテムは、どれも何処かのお館の古い整理箱やクローゼットに仕舞われていた物で、フランス19世紀の面影を色濃く残しています。

さて、今日より買付け遠征の旅に出るため、一週間ほどこのブログはお休みとなります。旅先での収穫についてはまた後日ご報告いたしますので、お楽しみに。。。
そして、ECRITUREは8月12日〜15日の間を閉店させて頂きます事、どうぞご了承くださいませ。